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初めて来日した際に、食事を彩る器の使い方を見てはっきりそう思った。僕の国みたいに単に食べ物が一つのお皿に盛られているだけではなかった。個人のセンスか、受け継がれてきた伝統なのか、盛り方一つにしても考えられているように見えた。
“ハイクラス”な茶会における思想や心構えはもちろん多くの人達に感銘を与えるだろう。でも、僕がよく知っているのはそのような伝統ではなく、もっと本当に日本的なものだ。日本が誇るべき歴史だ。(でも日常生活で目にする見苦しい大量のコンクリートのことは忘れてはいけない。僕は綺麗ですばらしい経験だけを語りたくない!)
僕たちを取り囲んでいる芸術的美が文化の壁を作ったり、また安らぎを与えてくれたりと、時に理解しがたいことがある。僕らが芸術に対してまっすぐに受け止め、それに答えれば芸術によって文化の壁は越えられると思う。言葉というものは重要ではなく、僕らがともに持っている感覚というものが大切なのだ。少なくとも、情熱とビジュアル世界に強い興味を持っているような人だと思う。今の仕事を終えてから、今までのすべての経験の集大成として日本で作品を作ることが僕の夢だ。日本が僕に与えてきてくれた深い影響を表現する一番の方法だから。
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