| 最近、日本人の友達と日本人のかっこいい男とアメリカ人の男のイメージがどれだけ違うか色々と話した。1年半日本に住んでいけど、今だに長髪に日焼けした肌にブランド物のスーツをまとい、繁華街の交差点で道行く女性に次々と声をかけているフェミニンな男達は何なんだろうと思う。“ただ女の子をナンパしている学生”という説から“新しい風俗店への勧誘しているヤクザ”という説まで色々な説を聞いた。
でもこの若いちゃらちゃらした男達は一般的に言う“ホスト”だということには違いない。
この週末僕は偶然この話題にテーマーをあてたドキュメンタリーを見た。
多くの人は日本のホステスクラブについて聞いたことがあるだろう。年齢に関わらず男性が高額なお金を払い綺麗で魅力的な女性達と一緒に話ができるという場所だ。
ほとんどの西洋人にとってはただ1時間会話をするだけで50ドルも払うなんてばかげた話だと思うだろう。でも、僕が思うには日本の社会と労働システムはアメリカに比べると全然違う。みんな働き尽くめで、ストレスも多く、惨めとさえ言える。そのような男性がバーチャルであっても二十歳そこらの若くて綺麗な女性の気を引けるのであればいくらでも払うだろう。何人かのホステスを知っているが、僕の“ホステスって何をするの?”という質問に対する彼女達いつも“夢を売ってる”と答える。客がお金を払う限り、彼女達は彼らの一言一言にうなずき、ジョークに笑い、酒を注ぎ、タバコに火をつけ、まるで大金持ちか、日本一有名な映画スターかのような扱いをしてくれるのだ。たとえそれがサービスだと心の底ではわかっていても彼らは全然OKだ。なぜならその時だけは幸せな気分を味わえるからだ。
アメリカと比べると全く同じというわけではない。10ドル払えば数万ドル強盗する知能犯の映画をいつでも見れ、僕らは現実をシャットダウンして目の前に繰り広げられる作り話だけどエンターテインメントの世界に一時的に自分自身を投影する。ビデオゲームでマウスやキーボードでエイリアンの宇宙船を倒している間だけは不可能なことが可能になり、現実世界に起こってる問題やトラブルから開放してくれる。
またエベレスト山に登る本を読んでいる間は、肉体的にも経済的にも現実的に大変であっても、世界一高い山に登るというのはどんなことかという好奇心が満たされる。これが日本のホステスバーが男性客に与えているものなのだ。たとえ2時間の映画であっても超人気の有名人になった気分が味わえる。
ホストについて考えれば考えるほどつじつまが合うような気がしてきて不思議な気分になる。企業家が自分のビジネスを拡大するために投資を行うように、若いホスト達はアルマーニのスーツや、ドルチェ&ガッパーナのベルト、プラダのバックにお金をつぎ込み、女性客に対してよりかっこいい自分をアピールするのだ。それは彼らのビジネスを広げ、商品(=自分)を売り出すためだ。
もし僕の見たこの奇妙なアンダーワールドについてのドキュメンタリー“The
Great Happiness Space: Tale of an Osaka Love Thief”に興味があれば、Googleビデオで検索すれば1時間のフルバージョンが見つかるのでチェックしてみて!
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