オンラインデート・サイトの出会いで気をつけたい4つの事

アメリカでオンラインデート・サイトを利用するのは、特別なことではないことはすでにご紹介しました。次は、オンラインデート・サイトを利用するにあたっての注意点をご紹介したいと思います

相手のプロフィールを鵜呑みにしない

オンラインデート・サイトの相手のプロフィールを鵜呑みにするのは危険です。たとえオンラインでの出会いでなかったとしても、誰でも相手に自分を気に入ってもらいたいと思うのは自然なことです。結果、少しでも自身を良く見せようとする傾向があるのは否めません。アメリカのある調査によると、オンラインデート・サイトの利用者の約53%が、プロフィールに何らかの嘘を付いたことがるという報告があります。さらに、女性は男性より10%より多く嘘を付く傾向があり、それは体重などの容姿に関することが多いとのこと。20%の女性は、古い写真をプロフィール写真に使用したことがあり、40%の男性は、仕事やお給料について実際よりも『盛ったことがある』と回答しています。オンラインデート・サイトでよくある嘘のトップ10の内訳は、下記の通りです。

Top 10 Lies Told by Men

  1. Job (better than it is)
  2. Height (teller)
  3. Weight (losing a few pounds)
  4. Physique (athletic)
  5. Money
  6. More senior than they really are at work
  7. Interesting profession
  8. Knowing celebrities
  9. Having an assistant or employees
  10. Working in the film industry

Top 10 Lies Told by Women

  1. Weight (losing a few pounds)
  2. Age (losing a few years)
  3. Physique (toned)
  4. Height
  5. Money
  6. Bust (gaining proportions)
  7. Glamorous profession
  8. Knowing celebrities
  9. Having an assistant or employees
  10. Working in entertainment (※1)

男性のプロフィールで特に気を付けたい点は、仕事と給料です。男性が実際の仕事より魅力的に聞こえる仕事を申告したり給料を多めに言ったりするのは、そうすることで、より多くの女性を惹きつけたりデートに誘えることが分かっているからです。また、額面だけを信じて高収入の男性のみをターゲットにする女性も、男性を仕事や年収でふるいにかけているのですから、ある意味、同じ穴のムジナかも知れません。大手企業に勤めていて高収入のはずの彼が、実はごくごく普通の年収だったとか、最悪の場合、無職だったということもあり得るかも知れません。

相手のプロフィールを見るときは、最初から過度な期待をしないことが重要です。年収や身長については、『若干高めに申告しているだろう』ぐらいの気持ちで考えておけば、後々いろいろ相手のことが分かったときに、ショックを受けたり憤慨することを最小限に留めることができます。相手の結婚・離婚歴や子供の有無(未婚だからといって、子供がいないとは限りません)も確認を怠らないようにしたいところです。オンラインでの出会いであっても、友達の紹介であったとしても、どんな形での出会いでも、何の根拠もなしに相手を100%妄信するのは危険なのは言うまでもありません。相手をよく知るのには時間を掛けた方が賢明です。

怪しい相手を見極める

最初から、「お手軽に会える相手を求めています( No strings attached. / No commitment. / No serious relationship. / Open relationship.などの文言 ) 」、「ホテルに行こう」、「家に遊びに来ないか?」、「君の家に遊びに行きたい」などと言ってくる男性は、言うまでもなく問題外です。もしあなたが、ワンナイト・スタンドのような軽い出会いを求めているならともかく、真剣に出会いを求めているならば、このような下心ありありの体目的の男性はスルーに限ります。他にも、裸の写真を送りつけて来たり、あなたに裸の写真を送るようお願いして来たり、かなり個人的な下ネタを書いて来たり…こんなことは、全然普通ではありません!国籍・人種・年齢は全く関係なしです。日本人男性でもこんな変態がいたら、願い下げですよね?お金の無心をしてくる人、物を売りつけてくる人も、どう考えても怪しいです。ネズミ講や詐欺の臭いがプンプンします。

信頼出来る相手と確信出来るまで、2人きりで会わない

オンラインデート・サイトで意気投合して、いざ実際に会うとなっても、最初から2人きりで会わない方が無難です。ここでいう2人きりは、場所を意味します。彼の家やホテル、車内など相手のテリトリーになるような場所で2人だけで会うことは避け、カフェやレストランなど人目が多い場所を選びましょう。会う時間帯も、夜よりは昼間が安全です。待ち合わせも現地集合にしてください。相手の国に会いに行く場合は、土地勘がないので特に注意しましょう。相手に自宅やホテルに来てもらうのは、後々考えられるトラブルを避けるためにも止めておくべきです。また、デートの前には、家族や親しい友人に、誰とどこで会うか、いつ帰宅する予定かを話しておくと安心度が増します。とにかく、相手が信頼出来る人だと確信出来るまでは、気を抜かないことです。ちょっと心配し過ぎだと思う人がいるかも知れませんが、警戒しておくのに越したことはありません。自己保身を最優先に考えてください。まったく無防備で臨むのは考え物です。ちょっと疑心暗鬼気味で臨んでも、後々それが笑い話や良い思い出話になれば結果オーライなのですから。

デーティング期間を確かめる

以前の記事『私って「彼女」?「付き合って下さい」と告白しない外国人達』で、お話ししたように、欧米諸国では一般的に、『デーティング期間』があります。デートをしているからといって、必ずしもデートの相手があなた1人だけとは限りません。オンラインデート・サイトを利用してアメリカ人男性と知り合ったRさんは、デートしていた数週間サイト上の彼のステイタスを時々チェックしていたそうです。デートしているのに、まだ募集中になっていれば、他の誰かと同時進行でデートしている可能性も考えられます。Rさんの場合は、相手とかなりいい感じになってきたころにサイト上の彼のステイタスをチェックすると、アカウントがクローズされていたそうです。もちろん、相手に直接2人の関係性を尋ねることも出来ます。いずれにせよ、自分1人だけが、『お付き合いしている』と勘違いしないように冷静さを保つことが必要です。

最期に

日本在住の外国人とオンラインデート・サイトで知り合うとなると、数が限られてきます。しかし、サイトを上手く利用すれば、日本国外の誰かと出会うことが出来る便利なツールのひとつと言えます。日本人専門(いわゆる、ジャパ専)の外国人でなく、単純にアジア人も恋愛対象のひとつといった人に出会える確率も上がります。オンラインデート・サイトの出会いは、玉石混合です。相手を見極めるのは、あなた次第です。犯罪に巻き込まれたり、遊び人に騙されたりしないよう、慎重に賢くオンラインデート・サイトを利用したいものですね。

※1 The Ugly Truth of Online Dating: Top 10 Lies Told by Online Daters

http://www.huffingtonpost.com/greg-hodge/online-dating-lies_b_1930053.html

photo by: https://www.pexels.com/

written by: Olivia

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