私に気があるの?ただの挨拶?【外国人男性の行動あれこれ】

日本人男性とは違って、欧米人男性の立ち振る舞いや感情表現は大胆だったり、分かりやすかったりします。そういった側面に憧れる日本人女性もいるのではないでしょうか?ただ、欧米人男性と接することに慣れていない日本人女性の中には、深い意味のない欧米人男性の言動に翻弄されて、「もしかして、脈あり?」と勘違いしてしまうことも。そこで、今回は日本人女性が勘違いしがちな欧米人男性の言動についてご紹介します。

  1. 挨拶とセットの笑顔

欧米人からすると挨拶と笑顔はセットになっていて、それ以上でもそれ以下の意味もありません。著者が住むアメリカでは、家の近所を散歩中に前から歩いて来る人と擦れ違うときは、十中八九お互いに目を見て、軽い微笑を交えながら「Hi!」と言い合うのが常識です。例外的に、アメリカに移り住んで間もない移民一世などは、その習慣を知らないこともあります。しかし、アメリカ生まれのアメリカ育ちなら、誰でも日常的に行う行為です。元はといえば、『私はあなたの敵ではありませんよ』ということを相手に知らせるための手段とも言われています。挨拶と笑顔のセットは路上だけでなく、ありとあらゆる場面でお目に掛かります。したがって、かなりの男前が「Hi!」と言ってあなたに微笑んだからといって、あなたに興味があるわけではありません。

  1. 褒め言葉に舞い上がらない

日本では、気のない女性に対して公の場で褒めることはほとんどありません。しかし、欧米諸国では、男性は割りと気軽に「beautiful」や「pretty」といった単語を使うことがあります。例えば、お店の人があなたに対してリップサービスでも何でもなく、「beautiful young lady」なんて呼ぶこともあるのです。基本的にアメリカでは、会社で同僚と顔を合わせたときや、知り合いや友達と会うときに、外見や服装についてポジティブなコメントはしても、ネガティブなコメントはしないものです。「You look great!」「I love your dress!」とは気軽に言います。しかし、日本でよくあるような、「ちょっと太ったんじゃない?」といった外見に対するコメント(言ってる本人は、挨拶代わりなのかも知れませんが、余計なお世話ですよね?)は言わないのが暗黙の了解です(セクハラや訴訟問題もありますしね…)。したがって、欧米人男性に初対面で「You look pretty!」と言われても、舞い上がらないようにしましょう。褒められ慣れていない日本人は戸惑いがちですが、こういったコメントの多くは社交辞令です。

  1. レディーファーストは、もはやエチケット

欧米諸国で生まれ、幼少のころから親にちゃんと躾を受けた男性なら、レディーファーストは特別なことではありません。体に染みついている、もはやエチケットだと思ってください。彼らは、女性に対して好意があるないに関わらず、それこそ年齢問わず、女性には親切なのです。扉を開けてくれたり、重いものを率先して持ってくれたり、時には車のドアまで開けてくれる男性もいます。小学生の男子ですら、扉を開けて待ってくれるのです。

  1. キスやハグなどのボディータッチ

家族だけでなく、友人同士でもボディータッチは普通にあります。社内でも、嬉しい出来事があった時(誰かの誕生日や、妊娠報告など)や、悲しいことがあった時(身内の不幸、誰かの退職など)は、同僚間でも同性異性問わずハグし合います。ここでいうキスは、唇ではなく頬へのキスです。フランスやイタリアのヨーロッパ諸国では、親しくなると挨拶として頬へのキスは当たり前です。ボディータッチが日常茶飯事といっても、注意したいのは、いきなり初対面ではそれはないと言うことです(長い間メールのやり取りがあって、やっと本人に会えた…というケースは別として)。初対面にも関わらず、やたら身体をベタベタ触って来る男性がいたら、欧米人でもそれは普通ではありません。下心があると言っていいでしょう。また、髪の毛を触って来る場合は性的な意味を含んでいます。下心見え見えの男性には、毅然とした態度で臨みましょう。

  1. 番外編:路上ではやし立てられる

アメリカでは、若い女性一人や女性のグループが道を歩いていると、車に乗った男性が口笛を吹いたり、ヒューヒューはやし立てて来ることがあります。以前、ある知人の日本人女性がこれについて、「私はモテてるから、道を歩くのも面倒だ」といったコメントをして、その場にいた他の日本人女性たちがコメントに困って凍り付かせ、なんともいたたまれない気持ちになったことがあります。出先で男性にはやし立てられるのを、いちいち真に受けてはいけません!はやし立ててる男性には、深い意味はまったくありません。『イタリア人男性が、女性を見かけたら口説くのがマナー』と言われているのと同じぐらいの感覚です。はやし立てられても、あなたは決してモテているのではありませんので舞い上がらないように。この程度で自分がモテると勘違いするのは、オメデタ過ぎます。いちいち反応してたら、身が持ちません。それどころか、周囲に『私はモテる』自慢をしてしまった日には、「あー、ハイハイ…(また始まったよ)」「日本でよほどモテなかったんだな」と哀れに思われるのが関の山です。痛過ぎる勘違い女にはなりたくないものですね。

まとめ

ここでご紹介した例は、基本中の基本です。「そんなの常識でしょ!」と思われる方もいるかも知れません。しかし、今まで外国人男性と接点がなかった人や、外国人男性慣れしていない人なら思わぬ勘違いをしてしまうことだってあるのです。場数を踏めば、何が社交辞令で何が『脈あり』か見抜けるようになって来るでしょう。『脈あり』のサインについては、また別の機会にお話ししたいと思います。

written by: Olivia

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