国際恋愛あるある事情!日本人女性の約6割が経験!?

最近では、私たちの親の世代よりも海外旅行や留学が身近になったり、インターネットの出現もあり、外国人と出会う機会も増えています。それに伴い、国際恋愛に発展することも多いのではないでしょうか。ある調査では、約6割の女性が国際恋愛の経験があると回答しており、恋愛もボーダーレスな時代に突入しているのは明白です。

中には、ハーフの子供は可愛い!とか、外国人男性は女性の扱い方がロマンチックで、まるで映画のような恋愛が出来るのかも!と、国際恋愛に漠然とした憧れを抱く人も少なくないでしょう。しかし、日本人同士との恋愛とは異なって、国際恋愛には明らかな文化の違いや壁があるのです。不必要に傷つかずに自分を守る為にも、国際恋愛を始める前に知っておいて損はない四つの点を、今からご紹介します。

1)まず、特に相手が欧米人の場合は、デートから真剣なお付き合いをする関係になるまでの間が、曖昧であると言う点を理解する必要があります。男性側もあなたに好意があるから、デートに誘ったり応じたりするのは確かです。だからと言って、何度かデートを重ねても、後にもっと深い関係に発展したとしても、真剣にお付き合いしている相手(日本で言うところの、彼女)と、彼があなたのことを見なしているとは限りません。

日本人同士のように、最初に告白があり、双方の気持ちの確認があって、お付き合い開始と言うケースは非常に稀です。デート期間は、あくまでも、お試し期間なのです。もしかすると、彼にはあなた以外にもデートしている相手がいるかも知れません。あなたはてっきり彼と付き合っているかと思い込んでたのに、そうでないと分かって、彼に怒りをぶつけてみても、『僕たち、付き合ってる訳じゃないよね?』と言われるのが関の山。そうならない為にも、最初から舞い上がらずに、慎重に相手や状況を見極める必要があります。

では、どの時点で、彼に真剣にお付き合いしている相手と思われていると確信出来るのでしょうか。それは、彼があなたを『ガールフレンド』と呼んだ時です。又は、彼の友人や家族にあなたを『ガールフレンド』と紹介した時です。

2)さて、無事にお互いの気持ちを確認し、晴れてカップルになったとします。恋愛が始まって、ウキウキする気持ちはよく分かります。しかし、最初から飛ばしすぎるは禁物です。温度差があり過ぎると相手が引いてしまいます。次に気を付けるべき点は、付き合って間もないのに、I love youと容易に彼に伝えないことです。

例えばアメリカ人は、I love this chocolate!と言ったように、ちょっとした日常会話の中にloveと言う動詞を使用して自分の気持ちを表現したりします。しかし、ことに恋愛に関しては、loveと言う言葉を用いるのは非常に慎重だったりします。I love youは、恋愛関係が成熟し、お互いかけがいのない存在だと確信するレベルに達して初めて出る言葉なのです。常識及び、責任感のあるまともな男性の口からは、そう簡単に出てこないと思っておいて間違いありません。

逆に、付き合って間もないのに、すぐにI love youと言ってくる男性には注意した方がいいでしょう。それだけI love youと言う言葉には、重みがあるのです。もし、あなたがお付き合いが始まって間もない段階でI love youと彼に言ってしまうと、彼は返答に困るか、ちょっと気持ちが重いなと思われる可能性があるので注意が必要です。

3)次に着目したいのは、欧米人男性は、経済的にも精神的にも自立した女性が好きな人が多いと言う点です。一部の日本人男性に好まれる傾向がある『黙って男性に付いて行く』や『相手の色に染まる』女性は、余り歓迎されません。欧米では社会的にも男女平等の概念が浸透しています。対等に意見が言える女性や、自分の意見を明確に持った女性が好まれるのです。又、聡明な女性が好みだと言う男性も多いです。

日本人男性に受けの良い、所謂『天然が入った女性(ちょっと抜けていて、頼りなさげな女性)』は、欧米人男性には絶好のアピール材料にはならないでしょう。
昨今の日本では、結婚後は退職して専業主婦を希望する若い女性の割合が増えているそうですが、このような考えも付き合い初めには口にしない方が賢明です。彼はあなたを依存が強い女性だと見なして、将来の結婚候補から除外してしまう可能性があります。

4)最後に、避けて通れないのが言葉の問題でしょう。恋人が外国人なので、外国語が上達したと言う話をよく耳にする方も多いでしょう。実際のところ、『ある程度までは上達する』が正解です。恋人と話すだけですぐに外国語が上達するかも?と言う見通しは、甘いかもしれません。著者にも国際恋愛を経て、国際結婚した友人が多くいますが、その殆どの人は、国際恋愛・国際結婚する前から外国語が上手でした。

彼女らは現在結婚してパートナーの国で生活していますが、日本に住んでいた頃から外国語の勉強に熱心で、既に流暢に外国語を喋っていました。従って、元々外国語が上手な人は、恋人が外国人なので更に語学が上達している印象です。語学の道には王道なしと言います。

国際結婚して海外に暮らすとなると、日々外国語の勉強。生涯勉強と言っても過言ではありません。気分がのらない時でも、病気で辛い時でも外国語を話す必要があるのです。海外で生活すれば、外国語を話すのは何も特別なことではなく、日常生活の一部になってしまうのです。

稀に、『どのように意思の疎通を図っているのだろう?』と不思議になるカップルもいます。しかし、日本人、外国人に関わらず、コミュニケーションが上手く図れていないカップルは、関係が長続きしません。長くお付き合いする内に、必ず真剣に話し合う必要がある場面に直面する筈です。その時に、自分の意見や気持ちを掘り下げて話し合える語学力があるかどうかは重要です。あなたにある程度のレベルの語学力がなければ、二人の絆を深めることも出来ません。

現状に満足することなく、向上心があり、常に努力を厭わない人が国際恋愛に向いているかも知れません。ひいてはそれが、あなた自身を守ることにも繋がるのですから。

上辺の華やかなイメージとは異なって、国際恋愛は困難も、面倒くさいことも多いです。しかし、最後は人種・国籍に関わらず、一人の人間同士の付き合いです。お互いの文化の違いを楽しめるぐらいのオープンな気持ちを持って望めれば、得られる事も多いのも事実です。

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